試合レポート


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第88回全国高校サッカー選手権 東京都大会A・Bブロック決勝
2009年11月28日 東京都・西が丘サッカー場
 

名門・帝京が3年連続で東京予選を突破した

帝京、3年連続出場! 成立学園との接戦を制す

 11月28日、晴天に恵まれた西が丘サッカー場では、全国高校サッカー選手権への切符をかけてAブロック、Bブロックの決勝戦2試合が行われた。1試合目、Aブロックを勝ち上がってきたのは、帝京高校と成立学園高校。「全国行きのチケット」をかけての熱戦の火蓋が切って落とされた。
 成立学園のピッチで一際目立つのは190センチの大型ストライカー、戸島章だ。しっかりとボールをつなぐビルドアップをベースにしながら、戸島へのロングボールも織り交ぜる〝2段構え〟の攻撃が成立学園のスタイルだ。帝京の廣瀬龍監督は「9番(戸島)の高さがポイントになるが、ウチがそれを抑えられるか不安だった」と話すように、戸島の高さがゲームのポイントになった。
 帝京が戸島対策として立てたのは2つ。前線からの激しいチェイシングで自由にボールを蹴らせないこと。戸島にボールが出そうになったらCBの2人がチャレンジ&カバーで抑えること。これが奏功し、成立学園は帝京の前に効果的に攻めることができなかった。それでも39分、成立学園に〝幻のゴール〟が生まれる。右サイドのスローインからボールをつないで最後はMF柿木亮介が押し込んだのだ。先制点かと思われたが、その前にハンドのファウルがあったとしてノーゴール。前半をスコアレスで折り返す。
 後半の立ち上がりは帝京がペースをつかんだ。MF井澤壮典のミドルシュートでリズムをつかんだが、相手GKの好セーブに阻まれてゴールを決めることはできない。成立学園もサイドを広く使った攻撃からチャンスを作るが、シュートはことごとく枠をとらえられず。80分間、延長戦20分間でも決着がつかなかったゲームはPK戦に突入する。
 PK戦を制したのは、カナリア軍団・帝京だった。「GKはPK戦が得意なので自信があった」(廣瀬監督)と名門校ならではの〝勝負強さ〟で3年連続34度目の全国出場権を勝ち取った。
 帝京高校は抽選の結果、東京B代表となって開幕戦に登場。東京のファンの期待を受けて国立競技場での開幕戦を戦った。ルーテル学院(熊本県代表)に先制されるも、後半同点に追いつく。しかし、その後立て続けに2点を決められ1回戦敗退となった。





東久留米総合は統合後初めての全国出場

“都立の星”がゼロからの スタートで全国の舞台へ

 第2試合のカードは東久留米総合高校と修徳高校。東京から2チーム目の全国出場を果たすのはどちらなのか。空が夕暮れに染まり始めた西が丘サッカー場で、Bブロックの決勝はキックオフした。
 前半から主導権を握ったのはサックスブルーのユニフォーム、東久留米総合だった。チームの特徴は小柄なボランチの大塚直穂を中心とした、パスワークとドリブルを織り交ぜた小気味良いサッカー。一人ひとりの確かな技術は、3年前の学校統合により「東久留米総合」になった際に整備された人工芝グラウンドで磨かれたものだ。
 4-3-3の〝オランダ型〟の攻撃サッカーがウリの修徳は、準決勝で東京朝鮮高校との4-2の打ち合いを制している。トライアングルを作ったパスワークから、スピードのあるウィングのクロスでフィニッシュに持ち込むのが攻撃パターンだ。しかし、この日は向笠実監督が「ウィングを止められてしまった」と言うように生命線のサイド攻撃が不発。
 ゲームの均衡が破れたのは60分、東久留米総合がコーナーキックを獲得したときのこと。左サイドからショートコーナーで大塚につなぐと、ゴール前ニアサイドにスピードボールを供給する。「大塚くんからボールが来ると思って飛び込んだ」という2年生DFの金丸洋介がヘディングで合わせてゴールネットを揺らした。
 この1点を守り切った東久留米総合が3年ぶりに全国の切符を勝ち取った。前身の久留米高校が統合となって1年生だけになった。ゼロから一つひとつ積み上げ、3年目での全国出場。東久留米総合の齋藤登監督が、目を潤ませながら勝利監督インタビューに答える。
「3年前に全国に行ってから、この日のために毎日毎日やってきた。我々のやってきたサッカーが間違っていなかったんだとうれしく思っています」。
 そして迎えた全国高校選手権。東久留米総合は境(鳥取県代表)と、全国出場を決めた西が丘サッカー場で戦った。0-0で折り返した後半、風下に立った東久留米総合を不運が襲う。突然の強風で前にボールを運べなくなり、セットプレーからの1点に沈み、4年ぶりの高校選手権は1回戦で終わった。

 
 



東京都クラブユースサッカー(U-14・17)選手権大会 決勝
(U-14) 2010年2月13日 東京都・駒沢陸上競技場 
(U-17) 2010年2月14日 東京都・駒沢陸上競技場

 


熱戦を繰り広げたヴェルディ(上)とFC多摩(下)


雪交じりの雨の中 ヴェルディが優勝 (U-14)

 東京都のクラブユースのチームが集まって行われる、東京都クラブユース(U-14)選手権大会。2月のこの時期は新チームとしてのシーズンをスタートしたばかり。どのクラブも「新人戦」の位置づけで臨んでいる。
 今大会、決勝まで勝ち上がってきたのは準決勝でFC東京に6-0で大勝したヴェルディと、街クラブながら快進撃を見せたFC多摩。何度も優勝経験のあるヴェルディに、初優勝を目指すFC多摩が挑むという構図になった。
「準決勝でFC東京に6-0で勝って、全体的に体が重かった」とヴェルディの森栄次監督が語ったように、前半のヴェルディはボールポゼッションこそ高いものの、ミスから簡単にボールを失うシーンも見られた。
 それでも先制点はヴェルディ、15分、DFラインの背後のスペースに飛び出した高木大輔がGKとの1対1を落ち着いて沈めた。しかし、ヴェルディは「早めに点が入ったことでそのうち点が入るだろうと相手に合わせてしまった」(森監督)。
 FC多摩は相手のボールを奪ってから、ワイドに素早く開いて展開し、ゴール前へのクロスに選手が入っていく形を徹底してチャンスシーンを生み出す。
 最大の決定機は31分だった。右サイドから16番が上げたクロスを、エースの遠藤衛が高い打点でヘディングシュート。だが、このボールは無情にもクロスバーに嫌われ、同点弾とはならず。
 後半も積極的にゴールを狙っていったのは〝チャレンジャー〟FC多摩だった。自分たちのボールになったら相手よりも一歩早く前に出ていく。だが、ゴール前では個人能力で上回るヴェルディを相手に今一歩崩せない。
 59分、ヴェルディは左サイドから高木が上げたクロスを菅嶋弘希が冷静に蹴り込み、2-0。劣勢の中でもしっかりと追加点を奪えるところに、全国大会でも好成績を収めているこの年代のヴェルディの強さがあるのだろう。
 FC多摩の猛攻を受け止め、落ち着いてゴールを重ねたヴェルディが優勝を決めた。彼らにとって新しいシーズンは始まったばかり。この新人戦の経験を糧にして、チームとしても選手としても一回り大きくなっていくことを期待したい。





ライバル同士の気迫がぶつかり合う

終了間際の劇的弾で ヴェルディW制覇!  (U-17)

 U-14の翌日に行われた東京都クラブユース(U-17)サッカー大会は、FC東京U-18とヴェルディユースというJクラブ同士の対決となった。FC東京とヴェルディはユース年代でも「お互いに意識している」というライバルクラブだ。東京一を決めるにふさわしいカードは序盤から白熱する。
 立ち上がりにチャンスを量産したのはFC東京だった。「自分たちの形」(倉又寿雄監督)という高い位置からのプレスと攻守の切り替えの早さでヴェルディを押し込んでいく。 
 前半の半ば過ぎ、ヴェルディはFC東京の攻撃を受け止め、カウンターに勝機を見い出していく。左サイドの杉本竜士のドリブル突破を起点にFC東京の組織的なディフェンスを崩しにかかる。
 お互いにゴールが生まれず迎えた後半、試合は次第にヒートアップしていく。「ヴェルディさんが相手だといつもこうなる」とFC東京・倉又監督が語ったように、球際での激しいプレーがピッチの至るところで続出する。
 両者の気合いがぶつかりあう試合は前後半90分間では決着がつかず延長戦に突入。PK戦が濃厚になった107分、ヴェルディは左サイドの杉本竜士がペナルティエリア内の小林祐希にパス。小林はワンタッチで右に流すと、フリーの南秀仁がゴールネットを揺らした。
 残り3分での先制ゴールは事実上の決勝点となった。ヴェルディの選手たちはピッチ、ベンチの全員で喜びを爆発させる。このままタイムアップし、ヴェルディがライバル対決を制して東京ナンバーワンに輝いた。
「どっちに転んでもおかしくない試合だった。ボール支配率もフィジカルも向うのほうが上だった。僕たちはちょっとしたところで勝ったようなもの。まだまだ甘いしミスも多いし審判に文句も言う。東京を代表するチームとしてしっかりやっていきたい」とヴェルディの楠瀬直木監督。
 倉又監督は「新人戦にしてはいいゲームができたと思うが、決定的なチャンスが作れなかったのは反省点。オレたちが東京のチャンピオンだという気持ちでやっているし、今年もそうなっていきたい」と語った。
 今年1発目のライバル対決が今後にどのようにつながっていくのか注目したい。

 
 



第5回東京都女子ユース(U-14)サッカー大会 決勝
2010年2月11日 東京都・清瀬内山運動公園サッカー場
 

初優勝を飾って笑顔満開の青梅ストロベリーFC

青梅ストロベリーFCがINAC下して優勝

 5回目を迎えた東京都女子ユース(U-14)サッカー大会。
 決勝戦まで勝ち上がってきたのは青梅ストロベリーFCとINAC多摩川レオネッサ。両チームとも活動開始から3年以内の若いチームである。
 多摩川レオネッサはなでしこリーグ所属のINAC神戸レオネッサの「東京支部」で、2008年にチーム設立。「まだまだですが、1人でもトップに多く上げられるように頑張っていきたい」と宮下靖監督。「このチームでやりたい」と多摩地域以外の場所から通っている選手も少なくない。
 一方の青梅ストロベリーFCも2007年5月に活動開始。「青梅には女子チームが1チームしかないので底上げしたい。4種(少年男子)でやっている子がストロベリーの練習に参加している」というように青梅全体で頑張ろうというスタンスだ。
 女子サッカーの活性化を裏付けるように、ハイレベルな攻防が繰り広げられた決勝戦。
 試合開始からわずか4分後、早くも試合が動く。先制したのは青梅ストロベリー。FKを起点にして、ゴール前にこぼれたボールを10番・市川実季が素早く詰めた。早い時間帯で先制したことで白と黒のストライプのユニフォーム、青梅ストロベリーFCが初優勝に向けて前進する。
 多摩川レオネッサのキーポイントはセンターバックの赤津友里。キャプテンの赤津は読みのよいインターセプトや、落ち着いたディフェンスで青梅ストロベリーFCの攻撃の芽を次々に摘んでいく。マイボールになれば自らボールを持ち上がり攻撃参加。獅子奮迅の働きで多摩川レオネッサを引っ張った。
 試合を大きく左右する次の1点が決まったのは前半終了間際の23分、決めたのは1点リードの青梅ストロベリーFC。ゴール正面からのFKを小林希帆がGKの頭の上を狙ってシュート。これがゴールネットを揺らして2-0。 後半、多摩川レオネッサはセンターバックの赤津をFWに上げてがむしゃらに攻めた。しかし、初優勝のためにチーム一丸となった青梅ストロベリーFCの堅守を破ることはできずにタイムアップ。
 青梅ストロベリーFCがチーム設立3年目で初優勝を達成した。


中学生になっても サッカーを続けてほしい

 東京都の女子サッカーの競技人口は順調に増えています。しかし、大きな課題もあります。それが「くびれ現象」と呼ばれるように、小学校、中学校、高校の中で中学校のプレー人数が極端に少なくなってしまうことです。
 これは中学生カテゴリーの受け皿となるサッカークラブが少なかったことが原因です。小学校まではクラブや少年団でプレーしていても、中学校に上がったらサッカーをやめてしまうのです。
 そこで、私たち女子連盟としてはU-12年代からU-15年代への移行をスムーズにすることが、「くびれ現象」の解決の一助になるのではないかと考えて、小学校6年生から中学校2年生までが出場できるこの大会を5年前から始めました。
 今年は小学6年生の選手が160人ぐらいエントリーしています。去年は130人ぐらいだったので2割ぐらい増えています。中学校でやるか、やらないかは別として、中学校でもサッカーができる場所があることを知ってもらい、雰囲気を肌で感じてもらうことが狙いです。
 小学生をどれぐらい入れるかは各チームの考え方に任せています。入っているチームもあれば入っていないチームもあります。ただ、中学部会全体で「小学生を受け入れよう」という空気がありますし、準決勝や決勝でも小学6年生が出場しています。
 今大会では青梅ストロベリーFC、INAC多摩川レオネッサという新しいチームが決勝戦を戦いました。
 準々決勝で全国大会での実績もある強豪のスフィーダ世田谷が敗れたように、どこのチームもレベルが高くなって、優勝を担えるチームも増えてきています。一つのところが突出するのではなく全体の底上げをしながらレベルが上がっています。
 東京の女子サッカーは運営状況、規模、選手数、内容で全国に誇れる活動をしていると自負しています。
 この中から、先日なでしこジャパンでデビューを果たした岩淵真奈のような選手が出てくるかもしれません。

 東京都女子サッカー連盟
 中学(U-15)部会長  桑津昇太郎

新しいチーム同士による決勝戦となった 中学生がメインだが小学生も出場できる

 



平成21年度 住友信託東京カップ 第21回東京都5年生サッカー中央大会決勝リーグ
2009年11月29日 東京都・府中市少年サッカー場


ヴェルディが4連覇達成 各地で熱戦繰り広げられる

 11月29日、「第21回住友信託東京カップ中央大会」の決勝リーグが行われた。この大会は小学5年生による大会で、626チームが参加した各地区の予選を勝ち抜いた48チームが中央大会に出場した。
 この大会は昨年度より11人制・20分ハーフから8人制・15分3ピリオドへと大会方式が変わった。小学低学年では浸透している8人制サッカーだが、5年生では珍しい。それでも、「8人制はゴール前の攻防が増えて、ボールに触る機会を増え、プレーに関わる機会が増える」(東京都少年サッカー連盟・高山清委員長)と5年生大会でも導入することに踏み切った。
 また、これまでは予選リーグ+決勝トーナメントで優勝を決めていたが、今回から予選リーグ+決勝トーナメント+上位4チームによる決勝リーグという方式になった。大会日数は昨年までの3日間から4日間に増えたが、「1試合でも多くの試合を経験してほしい」と高山委員長は笑顔を見せる。
 5年生から中学1年生(10歳から12歳)までの期間は〝ゴールデンエイジ〟とも呼ばれるように、ボールコントロールのスキルなどが最も発達しやすい時期である。そういった重要な時期に8人制サッカーでたくさんボールに触れて、たくさんの試合数を経験することは大きい。
 8人制となって2回目の今大会では1試合あたりのゴール数が昨年度の3.27点から3.63点に伸びた。ポジションにとらわれずに、どんな選手でも積極的にシュートを狙っていくプレーが今大会では数多く見られたが、そのことが得点数アップにつながっているのは間違いないだろう。
 大会講評でも「昨年度より全員攻撃・全員守備の意識を感じられるチームが多くなった」という言葉があった。その中でも、優勝したヴェルディは一人ひとりの技術の高さに加えて、ボールを持っていない選手の動き出しもよく、それが他のチームとの「差」になっていた。
 21年目を迎えて、東京都の少年サッカーチームにとって一つの目標となっている「住友信託東京カップ」。22年目となる来年度も熱い戦いが見られることを期待したい。

 
 
優勝

ヴェルディジュニア


個人のスキルアップに役立つ

 決勝リーグで3連勝、見事“4連覇”を達成したヴェルディジュニア。 8人制大会だった今大会には「個人のスキルアップ」を目的に掲げて臨んだという。 長田道泰監督が「8人制サッカーではボールに触る回数が必然的に増えるし、1対1の局面が多く訪れる。 そういった経験を11人制にフィードバックできればと思っています」と語るように、個々の能力の向上に手応えを感じた様子。 このチームについては「僕たちがいわなくても自分たちで盛り上げることができる。 子供たちが中心にいるチームだと思います」と長田道泰監督。 選手同士がお互いに声をかけて助け合ってプレーできるのも優勝の要因だった。

 
 
2位

JACPA東京FC


大きな課題が見つかった

 第10回、13回、17回と過去3度優勝した伝統あるチームのJACPA(ジャクパ)東京FC。 小平を拠点に活動するサッカースクールが母体となっており、今大会に出場したジュニアは各地域のスクールの選抜チームという位置づけだという。 「8人制には8人制の醍醐味があります。攻守の切り替えを早くしなければいけないし、ゲーム展開がスピーディーになる」と野口光彦監督。 野口監督が「ボールをカットした後のファーストパスがつながる確率が低い。 ヴェルディはほとんどつながる。それが今後の大きな課題です」と語るように、強いチームと戦うことでチームの課題が明確に見えたのは大きな収穫だろう。

 
 
3位

横河武蔵野FCジュニア


8人制でもサッカーはサッカー

 昨年行われた全日本少年サッカー大会に出場し、“全国3位”になって大きな話題を集めた横河武蔵野FCジュニア。 ジュニアカテゴリーを率いる戸田智史監督は8人制サッカーについて、 「8人制でもサッカーはサッカーですから、戦い方を変えるということはありません。 サッカーではいろいろな状況が起こるので、それに対応する技術を身につけることが大事です」とチームの育成方針を語った。 横河武蔵野FCはジュニア→ジュニアユース→ユースと上がっていった選手が活躍して各カテゴリーで結果を出している。 今回出場した5年生チームの中からも、そんな先輩に続く選手が出てくるはずだ。

 
 
4位

三菱養和SC巣鴨ジュニア


1対1での駆け引きを学べる

 Jリーグや日本代表に出身選手が数多くいるように、個性を伸ばす育成に定評のある三菱養和SC。 今回のチームはスクール生の中から選ばれたメンバーたちだったが、決勝リーグでは本来の力を出し切ることができず。 それでも、2連敗で迎えたJACPA東京との最終戦で、点を取られても諦めずに追いつき、引き分けに持ち込んで意地を見せた。 「8人制は人数が少ないので1対1の場面が自然と多くなる。ボールがあるところ、ないところでの駆け引きを学んでほしい」と益子亘彦監督。 三菱養和では個の力を伸ばすために、ジュニア年代では8人制サッカーを積極的に取り入れていく予定だという。





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