連盟ニュース

 大学
 東京都大学サッカー連盟

評議会議長 鈴木 滋

 東京都大学サッカー連盟には現在49チームが加盟している。 2007年度で設立40周年を迎えたが、その間の競技力の向上は目覚しいものがあり、2008年度に東洋大学と朝鮮大学校が関東リーグ2部へ昇格することが決定した。 運営面では学生幹事の献身的な努力の結果、充実が図られてきている。 連盟設立41年目を迎えるにあたって私どもが目指すのは、学生の活動を一層活力のあるものとし、その活動が学生自身のみならず、他の学生、さらには社会に良い影響を与えることである。 そのための出発点として、連盟規約の改正に関係者が一丸となって取り組んでいる。 学生の、学生によるスポーツ活動が、新たな価値と意義を創造する。これが、本連盟の今後の課題であり、目標である。



 社会人
 東京都社会人サッカー連盟

委員長 杉山揚二

  2007年度は、各大会で躍進、活躍ができ、満足の得られる年となった。 Jリーグでは、東京ヴェルディがJ1復帰。 関東社会人リーグでは、FC町田ゼルビアが関東1部リーグ優勝、地域リーグに挑戦し、惜敗はしたものの、全国レベルの大会の感触を得ることができた。 また、関東社会人サッカー大会では、東京から3チームがベスト4に残ると共に、決勝の カードが東京同士となり、エリースFC東京、FC KOREAの2チームが関東サッカーリーグ昇格を決めた。従来からの課題であった、各大会での成績の確保については、関係各位の努力により、概ね達成できたと考えている。その一方で国体では、3年連続で関東大会で惜敗し、本大会への出場を逃す悔いの残る結果となった。 2008年度は、国体選抜強化を重点課題として取り組み、本大会への出場を果たしたい。



 地区
 東京都地区サッカー連盟

委員長 本間弘一

 地区連盟は、26年間に渡り実施してきた、選抜チームによる地区対抗大会に代えて、区市町を代表する単独チームの大会である「区市町選手権大会」を2007年度より開催した。 第1回大会は7・8月に28チームの参加により実施。 世田谷区代表のラ・セレクシオーネ世田谷が、記念すべき初代王者となった。 また、区市町を代表する選抜チームを中心に行われる「都民体育大会」は5月に実施され、調布市が優勝に輝いた。 8・9月には、40才以上の区市町を代表する47チームが集い「都民生涯スポーツ大会」も行われた。 交流・親睦を第一に、永年に渡り実施してきた本大会は、2008年度よりシニア連盟が主管することとなり、また、全国スポーツレクリエーション祭へのチーム派遣も同連盟に移管することになる。



 シニア
 東京都シニアサッカー連盟

委員長 曺 明

 私たちは技術、取り組み、マナーを含めて、全てのカテゴリーの「鏡」となるべく活動している。 2008年度も競技志向、エンジョイ志向の両方に意欲的に取り組んでいきたい。 競技指向のステージでは、すでに軌道に乗っているO-40、O-50のカテゴリーに加えて、2008年度はステップアップして、O-60の公式リーグがスタートする。 エンジョイ指向のステージでは、公式戦の合間に行われるノンタイトルのフレンドリーマッチや、チームの枠を越えた対抗戦を始め、登録加盟の可否を問わないオープン交流戦などを実施する。 「50歳からの初心者サッカートライアル教室」の参加者の需要も見込まれている。



 Futsal
 東京都フットサル連盟

幹事長 松村栄寿

 2007年度は日本初のフットサルの全国リーグ・Fリーグの開幕という、フットサル界にとって大きな変化の年となった。 東京都からも町田市をホームタウンとする、ASVペスカドーラ町田が参戦した。 最終順位は8チーム中4位だったものの、東京都の代表として、スピーディーなフットサルで観客を魅了した。 東京都からは関東リーグにも1部・2部を合わせて7チームが参加している。 これは関東地域の中では最多で、さらには新シーズンの参入戦での昇格も期待されている。 関東リーグの出場チームがさらに増えることになれば、東京都が関東フットサルの中心になっていくことになる。 また、競技レベルの向上だけでなく、普及としてもオープンリーグ参加チームの拡大にも力を入れ、連盟の規模拡大にも務めていきたい。



 自治体
 東京都自治体職員サッカー連盟

幹事長 伊藤茂男

 日本サッカー協会加盟の自治体サッカーチームによる全国、関東の各選手権大会は、自治体合併により加盟数の減少が見られる。 東京都でその影響はないものの、当連盟加盟チーム数は横這い状態(現在22チーム)が続いている。 実際に東京都には自治体のサッカー部として、活動している区、市が多数あるが、登録費がネックとなって伸び悩んでいるのが現状である。 それでも、各チームの高齢化が進む中、1回戦負けにもくじけることなく、10年、20年と加盟し続けているチームがあることを、役員として嬉しく思う。 2008年度も、出雲市での全国大会、藤岡市での関東大会へ向けての各予選と、10回目を迎えるフットサル大会開催を予定している。 チームの顔ぶれのマンネリ化を打破するためにも、新入チーム獲得のため新たな企画を模索していきたい。