フットサル委員会 |
ティファールカップ
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第2回
全日本女子フットサル選手権大会 東京都大会 |
女子フットサルの日本一を目指して |
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7月24日、青梅市立総合体育館においてティファールカップ第2回全日本女子フットサル選手権大会東京都大会の1次ラウンドが開催された。
18チームが6グループに分かれて戦い各グループ1位と、各グループ2位の中で上位2チームの計8チームが8月27日に東久留米スポーツセンターで行われるトーナメント方式の2次ラウンドへと駒を進める。
東京都大会で優勝すると駒沢体育館で行われる11月5日、6日の決勝大会への出場権を獲得する。2位、3位は関東大会で出場権を争う。
年を追うごとに競技レベルの向上、認知度のアップが見られるティファールカップ、そして女子フットサルの現状について、梶野政志フットサル委員長にお話を聞いた。
東京都が動かないと日本全体が動かない |
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女子フットサルの日本一を決めるティファールカップは、00年の第1回のときには全国大会ではなく東京中心で8チーム、出場選手の最高齢が60歳ぐらいのいわゆる「ママさんチーム」による小規模の大会でした。
それから01年の第2回では関東8都県予選が始まり、03年の第4回から全国大会となりました。本来なら第5回に当たる04年より、なでしこジャパンなど女子サッカーの盛り上がりも追い風となって、日本サッカー協会が主催する「第1回全国レディースフットサル大会」として本格的なスタートを切ったのです。 |
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(財)東京都サッカー協会
フットサル委員長
梶野政志 |
東京中心から関東へ、そして全国とティファールカップが着々とステップアップできた要因には、フットサルが女子に向いているスポーツだというのが挙げられます。フットサルはサッカーと違ってボディコンタクトが少ないですし、体育館か人工芝でプレーするのでユニフォームが泥だらけになる心配もない。そういった手軽さが女子にも受け入れられたのでしょう。
前年度のティファールカップではパラレッズ フットサル 世田谷が優勝、全国選抜フットサル大会でもエキビションながら東京都選抜が優勝するなど、実力的には東京は突出しています。
それだけに課題となるのは男子と同様にフットサルのできる体育館を増やすことです。フットサルが後発のスポーツであることは確かなので、既存のスポーツに加えて開放してもらえるように訴えていきたいと思います。
フットサル委員会としては、今後は男子と女子が混合しているミックス大会の公式戦の開催を検討しています。バレーボールもバスケットボールも体格的なハンデがあるので男女混合は難しい。男子と一緒にプレーできるのはフットサルぐらいではないでしょうか。3年目を迎えた女子リーグでも、来年度からはチーム数が増えてきたこともあり2部リーグを設ける予定です。
我々が動かないと日本が動かない。そういう自覚を持って、これからも女子フットサルに対して取り組んでいきたいですね。
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