連盟ニュース

 社会人
 東京都社会人サッカー連盟

委員長 杉山揚二

2008年度の後半は、FC町田ゼルビアが地域リーグ決勝大会で優勝してJFL昇格を決めると共にJリーグ準加盟も果たした。 日立ビルシステムは関東社会人大会で準優勝し、関東社会人リーグに念願の昇格。 一方、Jリーグの東京ヴェルディがJ2降格、T.F.S.Cが関東リーグから降格と残念な結果となった。 2チームの2009年度での巻き返しに期待したい。 また、1月18日に恒例の東京都・埼玉県社会人定期戦が駒沢陸上競技場で行われ(10ページにレポート掲載)、2008度の社会人連盟の公式行事は終了した。 今年度も無事1年活動できたことに対し、協会、加盟チーム、関係者の皆様の協力に感謝したい。



 大学
 東京都大学サッカー連盟

評議員会議長 湯澤 茂

第41回東京都大学サッカーリーグは、1部・日本大学、2部・日本大学文理学部、3部・首都大学東京、4部A・都留文科大学、4部B・自由学園がそれぞれ優勝した。 1部リーグの上位4校が、第41回関東大学サッカー大会に出場し、成蹊大学が関東2部リーグ昇格を決めた。 第40回新人大会は、1部昇格を決めた東京経済大学が初優勝を果たした。 大会終了後に國學院大學有栖川宮記念ホールにて、平成20年度表彰式を開催し、各優勝校と個人賞の表彰を行った。 また3月には、C級講習会・審判講習会などを開催し、今期東京都大学サッカー連盟の全事業を終了した。



 シニア
 東京都シニアサッカー連盟

リーグ統括 林志寿雄

シニアサッカーの登録チーム数の増加と試合レベルの向上は著しいものがある。 確かに年齢による全般的なスピードの低下は否めない事実ではあるが、初めて見た方からは、「これがホントにシニアの試合?」という驚きの声をよく聞く。 そして、“シニアは全てのカテゴリーの模範を目指す”のスローガンを実行するべく、安全対策のための「AED講習会」などの実施も試み、今後もそれらの研修継続を検討している。 また、フェアプレー表彰などの判定対象も、単にイエローカード、レッドカードの枚数を基準としたものにとどまらず、広い視野でのフェアプレー精神の推進を図っていきたい。



 地区
 東京都地区サッカー連盟

委員長 本間弘一

地区連盟は、東京都サッカー協会と区市町サッカー連盟とを結ぶパイプ役として、より密接な関係を築くとともに、将来の組織化を考えていきたいと思います。 また、各地区の審判技術とサッカー技術の向上のため、審判委員会および技術委員会の協力を得て、より積極的な連携が図れるよう努力してまいります。 2008年度は、第2回区市町選手権大会を開催し、FCセルブス(杉並区)が優勝、2位が東一クラブ(中央区)、3位がラ・セレクシオーネ世田谷(世田谷区)となりました。 また、社会人連盟実施の東京都社会人チャンピオンシップ戦に参加した区市町代表チームも活躍を見せています。



 自治体
 東京都自治体職員サッカー連盟

会長 梶野政志

東京都自治体職員サッカー連盟では、毎年冬にフットサル大会を実施しています(9ページにレポート掲載)。 この大会がスタートしたきっかけは、自治体が管理している体育館でフットサルのできる場所が限られていたため、今後フットサルの普及に対応すべく、自治体相互の連携を図り、広く住民に開放するための先駆けとなればとの思いからです。 自分たちでフットサルを楽しんだ経験を生かし、自治体の管理する体育施設が一つでも多くフットサルの利用者に開放されるように、東京都サッカー協会と課題を共有しながら今後も大会を通じた働きかけをしていきたいと思っています。



 専門
 東京都専門学校サッカー連盟

副会長 横山重明

専門学校連盟は、「学生に夢を」を合言葉に、1982年に設立されました。 2006年度より、2種登録の高校との交流大会を開催しています。 当初は高校9校、専門8校でしたが、今年度は高校14校、専門9校と徐々に参加校数が増えてきています。 この大会は8月下旬に時之栖(ときのすみか)や駒沢公園を中心とした会場で行っています。 そして、12月には選抜選手が沖縄の高校・専門学校との交流も行っています。 本年度は沖縄県サッカー協会会長や浦添市市長も観戦に訪れていただきました。 現在まで大きな事故もなく、選手間の交流と同時に指導者同士の交流も実施されています。



 高校
 東京都高等学校体育連盟 サッカー専門部

委員長 横田智雄

第87回全国高校サッカー選手権大会には、帝京高校と國學院久我山高校が東京都代表として出場した。 帝京は初戦で今大会の優勝校である広島皆実にPK戦で惜敗し、姿を消した。 國學院久我山は2、3回戦を突破してベスト8に進出。準々決勝で前橋育英に敗れたが、2年連続ベスト8を達成した。 東京都サッカー協会主催の2種大会であるTリーグでは、T1は國學院久我山が優勝し、来年度の関東プリンスリーグへの昇格を果たした。 T2からは東海大菅生、堀越、早稲田実業がT1に、T3からは足立学園、本郷、かえつ有明がT2に、それぞれ昇格を果たしている。



 クラブ
 東京都クラブユースサッカー連盟

理事長 加藤善之

クラブユース連盟は、ジュニア年代の受け皿として、そしてユースへの大事な準備期間として、「サッカー環境の整備」と「選手プレー機会の増大」を図ることを目的に活動しています。
この年代の指導においては、普及と強化のバランスが重要です。 「日本代表に直結するタレントの発掘や個の強化」と共に、「トップレベルで活躍できなくとも、生涯においてサッカーを愛し、プライドをもって、社会に貢献できる人材を育成する」。 そういった選手を育てるために指導者、保護者の方々が協力し合い、より良い環境を作り上げていくことが、私たち“大人”の役割だと思います。



 中学
 東京都中学校体育連盟 サッカー専門部

技術部長 武田尚之

2月7日、8日に支部選抜研修大会を実施しました。 この研修大会は、U-13年代の育成と活性化を狙いとして4年目となります。 大会形式は、中体連各11支部にU-12東京トレセンを加えた12チームで、1日目に4チーム×3ブロックの予選リーグ、2日目に順位決定リーグを行いました。 優勝は第1支部(千代田区、港区、品川区、太田区)、準優勝は第7支部(八王子市、 町田市、日野市 稲城市、多摩市)という結果でした。 両日とも試合終了後には、都立三鷹高校の山下氏、香取氏を迎えて指導者研修会を行いました。 選手、指導者共に充実した研修大会となったと思います。



 少年
 東京都少年サッカー連盟

副委員長 高山 清

10月に行われた第31回さわやか杯東京都少年大会では、48試合中16試合がPK戦、15試合が1点差と、拮抗した試合が目立った。 結果は1位:三菱養和SC巣鴨、2位:東京ヴェルディ、3位:大和田SC、4位:レイソルSS青梅。 11月に行われたトーマスカップ第24回東京都少年選抜大会では、初日のリーグ戦では、24試合中20試合が引き分けもしくは1点差と接戦が多かった。 結果は1位:第6ブロック、2位:第2ブロック、3位:第5、第8ブロック。 守備のレベルを高めると共に、得点につながるプレーへの意識を常に持ってほしい、というのが2つの大会を通じての感想である。



 少女
 東京都女子サッカー連盟

委員長 原田洋安

東京都女子リーグは入れ替え戦を含めた全日程を終えた。 2月21日には、吉祥女子中学高等学校にて、中学から一般までの全カテゴリーの選手が一堂に会して盛大に表彰式を行って、全事業を締めくくった。 1部リーグで優勝したFC PAFは関東リーグの入れ替え戦に出場し、見事関東リーグ昇格を果たした。 この結果、関東女子リーグに参加する東京都のチームは4チームになった。 1部から4部、さらに高校、中学、M(レディース)の各カテゴリーでの切磋琢磨がこの結果につながっているといえる。 2009年度へ向けて仲間を増やし、さらに熱いリーグを目指して行きたい。



 Futsal
 東京都フットサル連盟

幹事長 松村栄寿

フットサル連盟の主たる事業はリーグ戦です。 5月の女子リーグ開幕から、約1年間かけて開催した各リーグも2月上旬には無事全てが終了しました。 リーグ開催における最大の問題が会場確保です。 今年度は新たな施設もリーグの開催場所として借用する事ができ、少しずつフットサルのできる都内体育館は増えて来ています。 とはいえ、まだまだフットサル連盟の事業数からすると会場は足りません。 新たな施設を模索し、連盟の事業を発展させていきたいと思います。 また、来年度から「東京府中アスレティックFC」がFリーグに参入します。 東京の代表として活躍を期待しています。