TOKYO FA's Pick UP

みんなでサッカーを楽しもう!
JFAレディース/ガールズサッカーフェスティバル
JFAファミリーフットサルフェスティバル
〜2002FIFAワールドカップ開催記念事業〜
サッカーを幅広く普及させることが目的のフェスティバル事業。東京都サッカー協会では6月10日に女性向けの「レディース/ガールズサッカー」、8月13日に家族向けの「ファミリーフットサル」フェスティバルを開催した。
 
JFAレディース/ガールズサッカーフェスティバル2006東京


参加者は総勢272人。お母さんから小学生まで、幅広い年齢層がサッカーの楽しさに触れた



「JFAレディース/ガールズサッカー
        フェスティバル2006東京」
 
6月10日 駒沢陸上競技場
午前の部 レディースフェスティバル
午後の部 ガールズフェスティバル
対象者 レディース :18歳以上の女性
  ガールズ :少女(小学生)
参加者数 レディース :194人
  (27チーム+個人参加8人)
  ガールズ :78人
  (12チーム+個人参加9人)
試合形式 通常のフルコートを6分割にしたミニサッカー形式。1試合10分のゲームを3試合行う



ゲームになれば真剣勝負! ボールは渡さない!

サッカーの魅力を再確認
笑顔と笑い声が溢れる


 「JFAレディース/ガールズサッカーフェスティバル2006東京」が6月10日、駒沢陸上競技場で行われた。
 このフェスティバルは、18歳以上の女性をレディース、18歳以下の年代層をガールズと称し、より多くの女性がサッカーを楽しめるようにと、「2002FIFAワールドカップ開催記念事業」として開催されたもの。午前にレディース、午後にガールズフェスティバルと年齢層を分けて行い、計272名の参加者が集まった。
 折りしも6月10日はドイツワールドカップが開幕したばかり。世界中がサッカー一色に染まる中、駒沢陸上競技場のピッチも、ワールドカップに負けないほどの笑顔と大きな声に包まれた。
 午前のレディースの部では、チームに所属し本格的にプレーヤーとして活動している競技志向の選手から、初めてサッカーに挑戦する初心者まで、幅広い層の選手が参加。同年代で分けられたグループでサッカーを通じたさまざまな交流が行われ、普段は子どもの試合を応援しているお母さんも、サッカーの楽しさを体感し、改めて魅力に気づいた様子。
 午後のガールズには、小学1〜6年生までの女子選手が参加。こちらでは上級生が下級生をフォローするシーンなどが随所に見られた。コーチも勝負にこだわるより、「サッカーに触れる、楽しむこと」に重点をおいて指導し、終始、和やかなムードでフェスティバルは終了した。

 

JFAファミリーフットサルフェスティバル2006with KIRIN the First in TOKYO


フットサルはボールにたくさん触れるスポーツ。家族みんなでプレーするにはもってこい



「JFAファミリーフットサルフェスティバル2006
  with KIRIN the First in TOKYO」
 
8月13日 小金井市総合体育館
参加者数 73名(8チーム)
試合形式 4チーム総当りのリーグ戦。試合時間は20分(10分ハーフでランニングタイム ハーフタイムのインターバル1分)。延長、PKはなし。ピッチ内に必ず女性か12歳以下の選手が1チーム2名出場する



フットサルを通じた家族交流が大きな狙い

夏休みは家族そろって
フットサルを楽しもう


「JFAファミリーフットサルフェスティバル2006 with KIRIN the First in TOKYO」が8月13日、小金井市総合体育館で行われた。
 家族で触れ合いながら、ボールを蹴る楽しみを知ってもらうことをテーマにした、ファミリーフットサルフェスティバル。サッカーチームや少年団でプレーする子ども、生まれて初めてボールを蹴るお父さん、様々な選手が家族でチームを組んで参加し、リーグ戦形式の試合を楽しんでいた。
 普段は少年サッカーチームのコーチをしているという山極愛郎(やまぎわ・よしろう)さんは「コーチ仲間に誘われて出場しました。子どもとプレーをして100%の力を出し切りました」と2人の子どもと一緒にフェスティバルに参加。試合中も「みんなで応援しよう」と子どもたちと大きな声援を送りながら大粒の汗を光らせてプレーしていた。一緒に来ていた山極智久君は、30度を超える猛暑の中でも、会場を元気いっぱいに走り回り、まだまだ動き足りなかった様子。「ボールにいっぱい触れて楽しかった」と、笑顔で試合に戻っていった。
 楽しむことを目的としたフェスティバルだったが、試合となると選手たちの顔つきは真剣そのもの。女性と12歳以下の選手は1ゴールにつき2得点、負けているチームは3点というルールが採用されているため、試合の合間には、勝つための戦略を話し合うチームの姿も見られた。
「練習ではサッカーをしたことがあるけど、試合は今日が初めて。勝てなかったけど、楽しかったです」というのは、お母さんと一緒に来ていた6歳の阿部萌乃(あべ・もえの)ちゃん。
 今回参加した8チーム73名の選手それぞれが、ボールを蹴る面白さとともに、楽しい夏の思い出を手にした一日となった。